早慶付属高校受験 過去問対策

過去問対策はとても重要だと思います。ただ、塾では過去問を子供にやらせはしますし情報を持ってはいますが、個々の生徒に対して個別指導を丁寧にするような感じではないように思いました。
もしかしたら、塾によっては異なるかもしれません。
また、MARCHの対策は結構熱が入っていないように感じます。


息子は、早慶でなくても付属高校に入りたいという希望を持っていたので、親として少し手伝うことにしました。それは、過去の傾向を親なりに分析して教えてあげるということです。
まずは、立教と青山の過去問を手に入れて内容を見てみました。
例えば、立教の数学の過去問などはとても面白かったです。過去の7~8年の出題される単元と出題パターンを全問題分析してみました。そうすると見えてくるものがあります。
その内容をことこまかに説明はしませんが、立教の数学は確率が出題されるので確率は基礎から応用まできちんと勉強することが大事だ。本人は少し確率が苦手だったのですが、勉強に力が入り克服していきました。そういったことを全教科ではありませんでしたが調べてみました。


早慶の過去問も調べてみました。
慶應義塾の英語は、長文はとてつもなく難しいです。単語というより内容が読み取りにくいものが出題されます。ただ、出題パターンは決まっていますので、前半に得点を稼ぐ必要があります。
そのためには、文法と単語がとても大事です。
あとは、国語では漢字の重要性です。漢字は志木と義塾では出題される難易度が異なりますし、義塾の国語は、年によって全然傾向が異なります。古文が出題される年とそうでない年がありますから。
そのおおまかな傾向を日々の勉強に内容に意識できるようにアドバイスしてみました。


こういう過去問を見ていくと、受験っていうのは本当に運の要素が大きいことがよくわかります。
合格の当落線上に非常に多くの生徒がひしめき合うので、2~3問解けたか解けなかったかで結果がかわります。たまたま、選択肢がうまくはまる場合もありますし、ケアレスミスがあったかなかったかでも変わります。
圧倒的な実力のある生徒でなければ、確実とは言えないというのがよくわかりました。
うちの息子も、模擬試験の内容で教科によっては偏差値が5~10くらい変わることがよくありました。不思議なものです。


こうしたことを重ねながら、過去問を解いたり基礎を固めたりしながらこの11月、12月を乗り切っていったような気がします。


みなさんもぜひ頑張ってください!